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日記

2004年

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2005年

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4月 前半/後半

最新の日記






 

11月2日 火曜日 (千秋)



●最近読了した本について言えば、


 『平井骸惚此中ニ有リ 其参』 (著:田代裕彦/富士見ミステリー文庫)

 評価 中中

 この本を読んでいて一番おもしろかったのは、冒頭の芸術に対する平井骸惚(作者)の考え方。この前友人と同じような話題で話し合っていて、それでいて私の考え方と作者の考え方が全く一緒だったのです。あまりにも同じだったので、逆に恥ずかしかったです。ただ本編の方はいまいちだったかな(ぇ。


●最近購入した本と言えば、


 『ドラゴンマガジン 12月号』 (富士見書房)

 毎月購読しているドラゴンマガジンです。でも今月号も『BBB』無しのお預け状態。しかし!12月に富士見の新刊の中に『BBB 2』があることが判明!速攻で買わなければ。


●今日の一冊と言えば、


 『Q.E.D.』 (著:加藤元浩/講談社)

 皆さんは、マンガ『Q.E.D.』をご存知でしょうか?多分知らない人がほとんどだと思います。
 『Q.E.D.』とはMIT出身の天才高校生が主人公のミステリーマンガ。このシリーズの特徴は、なんと言っても「人が死なないこと」
 ミステリーマンガと言えば、普通の方は反射的に『金田一少年の事件簿』『名探偵コナン』を想像されると思います。殺人事件が毎回毎回起こって、それを主人公が解決していく、そんな感じのミステリーマンガ。……嫌になりません? いっつもいっつも人が死んで血だらけの殺人現場が現れて、主人公が訳の分からないトリックを解明する。私は厭です。
 もし、私と同じように『金田一少年の事件簿』や『名探偵コナン』の様なミステリーマンガに飽き飽きされている方がいるのならば、その方にはこの『Q.E.D.』を強く勧めます。事件に派手さこそ無いものの、そのトリックや解決手順はあなたの知的要求を深く満たしてくれるでしょう。時々出てくる数学のお話も、私は大好きです。ここらへんは理系な人にもお勧めですね。
 そのトリックやロジックの面白さはそこらのミステリーマンガとは比べものになら無く、「人が死なない」というミステリーでは小説以上とも言えるものがあり、ついでにキャラクターは魅力的。これは買うしか無いでしょうw


●それ以外のことについて言えば、


 《ちゃんと確認》

 ここ最近PCの勉強にかかりっきりだったので、本の方はほとんど読んでませんでした。まぁここ最近でめぼしい本が無かったのも事実なのですが……。で、この前本系のサイトを徘徊していると、人気シリーズの新作の発売日が、バンバン決まっていて驚きました(例えば『BBB』)。ニュースサイトと情報サイトぐらいはちゃんと確認しなければ……。





11月3日 水曜日 (D-human)

≪最近入手した本≫
『学校を出よう!C・D』(著:谷川 流/電撃文庫)
私はまだ3巻までしか持ってなかったので、書評を書く為に購入。
6巻まで販売されてましたが、財布の中身がチョットね……。_| ̄|●
1巻の主人公が気に入ったので、続巻も購入しているワケなんですが、2巻以降では主人公から脇役に転落しているみたいで……。もう復活しないのかな……。

この作者は『涼宮ハルヒ』も書いていて、そちらの方が『学校を出よう!』より人気が高いみたいです。(一巻を読んでみましたが、私はあまり気に入ってません)

≪最近読んだ本≫
『ゼロの使い魔』(ヤマグチノボル/MF文庫J)
異世界召喚ファンタジー。ただし、伝説の勇者とか魔王とかじゃなくて、使い魔として召喚されます。
舞台はハリポタと同じ“魔法学校”。内容は全く違いますけどね。

ノリはジャンプ漫画系ですね。異世界に召喚されたときに不思議な力を得た、ヤルときゃーヤル熱血少年が主人公。ただし使い魔なので、扱いは奴隷に近い。
ヒロインとしては、主人公の召喚主である少女“ルイズ”かな。彼女は、学校のクラスメイトから“ゼロ”と呼ばれています。(1巻のネタバレになるので、“ゼロ”と呼ばれる理由の説明はしません)
題名『“ゼロ”の“使い魔”』の由来はこれでしょう。

ん〜、異世界召喚って結構好きなんですけどね〜。なんつーか、物語が薄っぺらいというか、描写が物足りないというか……。
確かに物語は纏まってるんですけどねぇ……。どうも“ご都合主義”というか“展開が安直過ぎ”というか、なんとなく不満です。
物語が濃い、もしくは描写がうまければ、読者を燃えさせることができるのでしょうけど、まだまだ力不足といった感じ。
気に入ったのは、ラストの山場でヒロインの少女“ゼロ”が隠していた感情を顕にするシーンかな。
気丈に振舞う少女がヒロインだと、こういう展開は定番。しかし、だからこそ王道だと思います。

続編が出てるので、この作品は結構売れているんでしょう。
とりあえず立ち読みして、様子を見てみるかな。購入を考えるのはそれからです。

≪今日の一言二言≫
頭の中がラノベで一杯です。友人に話を振られても対応しきれない今日この頃。





11月4日 木曜日 (ソラカケ)

文化祭が終わりました。もう思い残すことはありません(しばらく)。

≪今日のススメ!≫
『ignited−イグナイテッド−』(T.M.Revolution/EpicRecord)
ご存知「ガンダム SEED Destiny」 のオープニングです。
何を隠そう、ソラはT.M.Revolutionのファンでございまして、11月2日文化祭1日目が終わると同時にダッシュでCD屋に行き、購入してまいりました。結構小規模な所だったので、ソラが行った時には残り一枚。危なかった……。
聞いた感想は、『ignited』もちろんいいのですが、カップリングの『夢幻の弧光』(ちなみに弧光は「アーク」と読みます)の方も結構好きです。カップリングだけに、曲としてはあまり売れそうにないのは確かですが、それでもいままでのシングルのカップリングと比べると、かなりノリとテンポがいいです。個人的には、トーンの上下が微妙に気になる『ignited』よりもお気に入りです。まぁ、そこらへんは感性の問題でしょうけどね。
ちなみに千秋はTMRが嫌いだそうで。まぁ、別に何言われてもカンケーないですけどね。好きなアーティストを語るのはともかく、誰かが好きなアーティストをけなす話なんて聞きたくありませんし。

≪最近入手した本≫
≪最近読んだ本≫
皆無です。いろいろいろいろといろいろにいろいろ忙しかったゆえ。

≪文化祭≫
しつこく言ってますが、文化祭が終わりました。おそらくこの1年最大のイベントでした(神戸にライブ見に行った事よりも上かな)。しかしそれが終わったいま、ソラに残されたものは勉強とテニスとライトノベルだけとなりました。
……結構あるやん。

良い子の皆さん。睡眠時間は取りましょう。





11月5日 金曜日 (千秋)



●今日の一冊と言えば、


 『人間交差点』 (原作:矢島正雄・作画:弘兼憲史/小学館)

 人間交差点―― Human Scramble [ヒューマンスクランブル]
 みっともない生き方、哀しい生き方、一途な生き方、残酷な生き方……。様々な人生を描ききった今作品。
 私が読んだのは、最近出版された『厳選 人間交差点 14/212』という、抜粋板なのですが、とにかくおもしろい
 人は「何か」を忘れたり、知らないままで生きている。しかしある時、ふと、その「何か」に気づく。
 この『人間交差点』は、その「何か」に登場人物が気づく過程を描いたものであり、同時に読者である私たちに「何か」を気づかせてくれる作品です。
 『厳選 人間交差点 14/212』は上下巻に分かれていますが、全シリーズを読むよりは、この『人間交差点』には入りやすいと思います。
 どうぞ、読んでみてください。


●それ以外のことについて言えば、


 《ヘッドホン》

  本日ヘッドホンを購入いたしました。あのDJがつけているタイプのやつを。
 実はあのごっついタイプのヘッドホンは、さらに二つのタイプがあります。
 それは「密閉型」と「開放型」。
 一般に皆さんが見たことがあるのは、前者の「密閉型」だと思います。「密閉型」は、ほぼ完全に音漏れが無く、多くの方が使ってます。
 そして「開放型」は音が外に漏れまくりますが、そのかわり音質は最高です。
 そこで私はデオデオで悩みに悩むこと5秒(ぇ。「開放型」を買うことに決めました。
 もう音は漏れまくりで、周りには迷惑をかけまくりですが、音質がヤバイくらいいい! ヤバい! ヤバい!(うるさい
 やっぱオーディオにもこだわらなきゃな、と思う今日この頃でした。




11月6日 土曜日 (D-human)

≪本日のD≫
昨日友人から誘いがあり、映画を見に行くことに。
元々『スウィングガールズ』を観る予定だったのですが、今日から上映スケジュールが変わったみたいで、映画館に着いたときには既に『スウィングガールズ』は半分ほど上映されていました……。
しかも今日は1回しか上映しないみたいで……。
結局、「しょうがないか」と諦め、別の映画を観ることにしたわけです。

んで、選んだのが『コラテラル』って奴です。トム・クルーズが出演してるアレです。
評価が高いようなので期待していたわけなんですが、観た感想としては「微妙……」としか言えませんな。
セリフは良い、演技も十分、でもストーリーがちょっとなぁ……。
なんというか、深みが足りない。
本編が終わったあとのスタッフロール中に、何も余韻が残らなかった。
一緒に観た友人も、同じ様な感想でした。
ん〜、『笑の大学』か『80デイズ』にしとけばよかったかなぁ……。

≪最近購入した本≫
っていうか今日購入したんですけどね。まぁ誰も気にしないか。
『ガンパレード・マーチ 5121小隊 九州撤退戦〈上〉・〈下〉』(著:榊 涼介/電撃文庫)
ガンパレ小説のなかで一番新しい奴です。

作者が榊氏に代わってから、ガンパレ小説はホント面白い。最高です。
ゲーム・ドラマCD・メーカーHPの小説、全て網羅している私ですが、この人のガンパレは文句の付け所がありません。パーフェクト。
榊氏の前にガンパレ小説書いていた人がいましたが、アレは駄作でしたね。
ガンパレの面白みが無く、ただただ「仲間が死んで主人公が不思議な力に覚醒」というパターンしか感じられませんでした。

さてさて、小説の方では速水君は「絢爛舞踏」になるのだろうか……。楽しみです。
しかし、これでガンパレ小説も終わりなのかなぁ……。





11月8日 月曜日 (ソラカケ)

秋です。快晴です。いい天気です。

≪今日のススメ!≫

『ふれて未来を』(スキマスイッチ/OfficeAugusta)
スキマスイッチの3rdシングル。
スキマスイッチを知らない人へ、彼らの紹介を。ギターを弾きつつ歌うボーカルと、鍵盤(曰く"男鍵盤")を叩くアフロの二人組み。以上。
詳しくはHPをみるとよろし。
スキマスイッチの中で好きな曲はどれか、といわれたら、1stシングルの『view』か、1stアルバムの6曲目『ドーシタトースター』か、この『ふれて未来を』の3つですね(11月8日付)。どれが一番か、といわれると、テンポのいい『view』、歌詞がいい『ドーシタトースター』、どちらもいいですが、テンポ・歌詞の両方いい『ふれて未来を』が一番ですな。
まぁ、とりあえず聞いてみてくださいな。なんとなーく、だけどいい曲に聞こえてくるはずです。

≪最近入手した本≫

『クビシメロマンチスト』(西尾維新/講談社ノベルス)
『灼眼のシャナ [』(高橋弥七郎/電撃文庫)
『ゼロの使い魔 2』(ヤマグチノボル/MF文庫J)
『GOSICK U』(桜庭一樹/富士見ミステリー文庫)
『憐 Ren 刻のナイフと空色のミライ』(???(忘れた)/角川スニーカー文庫)

≪最近読んだ本≫

『クビシメロマンチスト』
図書室で借りてきました。
『マリア様が見てる』
1巻から11巻まで3日ほどでイッキ読みをしました。疲れる……。

≪池田秀一≫

シャア声です。そして今では議長の声です。
……ガンダム見てない人はわかんないけどごめんねー。
この渋みを効かせたこの声、シャアにはぴったりですね、いまさらながら。
しかし、この度『Destiny』で議長の声に当たったのですが、個人的にはあってない気が……。なんか年齢的にもちょっと違うような、キャラ的にも違うような……。
まぁ、ただのアニメ好きではわからない、ガンダムマニアの人には何かあるんでしょうが……ソラは知らないです、個人的な意見ゆえ。
そういえば、クラスのガンダム好きがこんな事いってました。
「ガンダムオタとアニオタは違うんだ。そしてただのSEED好きはガンオタには入らないのだ。」
どうなんでしょ?

ぼくはーただのアニメ好きー。以上補給終わり。





11月9日 火曜日 (千秋)

 眠い日

●最近読了した本について言えば、


 『フルメタル・パニック! つづくオン・マイ・オウン』

 評価 

 えーと、私はこの『オン・マイ・オウン』を雑誌のほうで読んでいたのですけれど、ちゃんと単行本も購入して読みました。
 雑誌連載の時にも思いましたが、信じられないほどおもろい!  前巻までではただの「王道」でしたが、この巻によって「超王道」って言う感じになってきました(なんじゃそりゃ)。
 ここまで主人公が窮地に落とされる作品はそうそうありません。窮地になったとしても、たいていの作品には「奇跡」や「ヒーロー」が存在します。が、フルメタにはそんなものは存在しません。
 徹底的に追い込まれる主人公。だけれども、主人公・相良宗介は戦います。戦い続けます。読者は読み終わった後、喪失感や無気力感に襲われるでしょうが、それ以上にソースケが戦う姿が見たいと思うはず。
 しかしここまでおもしろくなってくるとは思いもしなかった。この巻によって、フルメタは間違いなくライトノベル史に名を残す作品になるでしょうな。


●それ以外のことについて言えば、


 《眠い》

 最近死ぬほど眠いです。昨日もメッセでDとソラカケと話すつもりだったのに、寝過ごしてしまった…_| ̄|〇
ヤバい眠すぎる。なんでだろ。いま『眠り姫』を読んでいるせいだろうか(ちゃう、ちゃう)。





11月10日 水曜日 (D-human)

≪最近購入した本≫
『キャラクター小説の作り方』(著:大塚 英志/講談社現代新書)
小説を読み漁っていると、ついつい思ってしまうことがある。
「俺も書いてみてぇ……」

まぁそういうことです。
いや〜、どうしてもこういうことを考えてしまいます。
実際、ネットで公開されているオリジナル小説を読んでみると、文法的にやばいくらい稚拙な物が結構転がってます。
そういうのを見ると(読むのではありません)、「なんだよ、まだ俺の方がマシな文章書くぞ」なんて思っちゃいますよ、ホント。

一応『SS』の企画はあるので、なんとか実現したいのですが……HP製作と書評の方で手一杯なのも否めないのが現状です。なんとかしないとなぁ〜。
無駄に空想の世界が広がっていく今日この頃です。

≪今日の一言二言≫
人生というものは、常に『崖っぷち』なのである。さて、勉強しよう。





11月11日 木曜日 (ソラカケ)

あめー。プチあめー。じめーじめー。プチじめー。

≪ひょいと抜き出し一日一句≫

「さっき言ってくれただろう? 無駄だと分かっていても抗うと。私もそうしたいんだ。だから、協力してくれ」
「それって死んでくれってことか」
 ――が半分壊れた笑みを浮かべた。
〔P.217〕

≪今日のススメ!≫

『GOSICKV −ゴシック・青い薔薇の下で−』(桜庭一樹/富士見ミステリー文庫)
先月発売されました。先週買って来ました。んで、さっき読みきりました。
いやーヴィクトリカがかわいいかわいい
今回はカバーイラストからかわいさ全快。中の挿絵もかわいさ全快。くしゃみもしぐさもかわいさ全快。ふるすろっとるです(意味不明)。
普段は主人公の一弥を全く無視したり、馬鹿にしたり、「謎をご所望だー!」とわがままを言ったりするのに、時折見せるお子様なしぐさが、これがかわいいのです。
これぞツンデレですなー(かなぁ?)。
今回は風邪を引いたヴィクトリカをおいて一人で出かけた一弥が都市の怪談に出くわすという話。怪談話というだけあって、謎な展開が繰り広げられます。ついでに、ゴールデン・ドリルの秘密も……。
『GOSICK』は富士見ミステリーの名に恥じない、上々のゴシック・ミステリーなので読む価値あり。
ついでに、ヴィクトリカがかわいいので読む価値あり。
ついでのついでに、あとがきがいつも面白いので読む価値あり。狛犬。

≪最近入手した本≫

『キノの旅U〜W』(時雨沢恵一/電撃文庫)
『アリソンV(下) 陰謀という名の列車』(同上)
『天空の蜂』(東野圭吾/講談社ノベルス)
『アフリカン・ゲーム・カートリッジズ』(深見真/角川NEXT)
『点と線』(松本清張/新潮文庫)

≪最近読んだ本≫
『GOSICKV −ゴシック・青い薔薇の下で−』(桜庭一樹/富士見ミステリー文庫)
上に書いてある通り。近々『砂糖菓子…』も買う予定。
『灼眼のシャナ [』(高橋弥七郎/電撃文庫)
燃える女の子と消えたはずの男の子のお話。もう8話でっせ。
『ゼロの使い魔 2 風のアルビオン』(ヤマグチノボル/MF文庫J)
犬は、わんでしょうが!
『憐 Ren 刻のナイフと空色のミライ』(水口敬文/角川スニーカー文庫)
スニーカー大賞奨励賞受賞作。ちょっと不思議なガールにミーツするボーイ。
『アリソンV(下) 陰謀という名の列車』(時雨沢恵一/電撃文庫)
真面目な男の子が幼馴染で飛行機乗りの女の子と、過去にまつわる冒険に出かけるお話。最終巻。ちなみに学校で借りてきた。

≪古本の余り≫
先日の文化祭で売れ残った古本を、図書委員にのみ一冊30円(当日は50円、ハードカバーなら100円だったもの)で売るというイベントがありました。
いろいろとダンボールをあさり、上記の<入手した本>欄の下3冊をゲットしました。
本当は2・3冊ほど気になった新書があったのですが……、
「こ、小銭がぁ……」
やむなくあきらめました。お釣りはなしですか。
くそぅ、漱石はあるのに。

そういえば、言い忘れてたことがありました。「ポッキーポッキー!」





11月12日 金曜日 (千秋)



●最近読了した本について言えば、


 『眠り姫』 (著:貴子潤一郎/富士見ファンタジア文庫)

 評価 

 第14回富士見ファンタジア長編小説大賞受賞者の一年半ぶりの新作。待ってました。
 普通に感想を言わせてもらいましょう。おもしろかった。
 でもこのおもしろさは「いつも通りのライトノベル」のおもしろさじゃなかったですね。はい。
 一般小説を読んだあとのおもしろさって言うのかな〜…。よくわかりません。まぁとにかくおもしろかったと。そういうわけです。
 でもなぁ〜。この人の作風はとりあえず富士見ファンタジア文庫にあってないと思う。とりあえず。
 最終的にはハヤカワとか一般小説方面で活躍した方が良いと思います。
 まぁ後は……もう少し地の文がうまくなって欲しいですね。ちょっと稚拙すぎる感じがあります。でもそれ以外は全然OKですよ。買ってみて損無し、と言い切れる作品ですね。


●それ以外のことについて言えば、


 《イラストレーター》

  HPの画像作りに私は「Adobe Illustrator 10」を使っているんですが(フルで書くところが嫌らしい)、難しい!
 もうどうにもこうにも難しい。死ぬほど難しい。(でもいろんなことができるんだよなこれ……間違いなく世界一のソフトだわな)
 んでもって、創造力ゼロとセンスゼロな自分が哀れに思えてくる、……ってな感じで自己嫌悪にも陥ってるし。
 まだまだ道は長し、ですな……。


 《 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! 》

 来ました!ついに来ました!ハヤカワJA文庫の新刊発売の予定に「12月中旬 『星界の戦記 4』」がありました!キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
 3年以上も待たされたファンの気持ちを考えてください。というか続きを書いていてくれてるってだけで、死んでも良いです(ヲイ。
 マジ嬉しいわ〜。とにかく早く読みたい!





11月13日 土曜日 (D-human

≪最近入手した本≫
『<美少女>の現代史 「萌え」とキャラクター』(著:ササキバラ・ゴウ/講談社現代新書)
ライトノベル作法研究所で紹介されていたので購入。
前回の日記(11/10)で紹介している『キャラクター小説の作り方』も、此処で知りました。

目次を見てみたところ、「美少女」の歴史が滅茶苦茶壮大に描かれていそうな雰囲気が……。
第一章 「美少女」の誕生
第二章 世の中はいかにして美少女化したか
第三章 変貌していく美少女
第四章 美少女という問題
 
……確かにコレは現代史ですな。社会教科で美少女史の科目が誕生してもおかしくない気分になりますわ。
内容にも少し目を通しましたが、「なるほど、そうだったのか」と思うようなことが書かれています。
別に、所謂「萌え漫画」「萌えアニメ」のことばかり語っているワケではないようです。
「美少女史」というよりは「漫画・アニメのキャラクター史」といった方が良いのではないかと。

70年代、80年代の漫画・アニメを見たことがある人は、この本を読んでみたらいいと思いますよ。
最近のモノしか知らなくても、漫画やアニメに対して否定的でないのならば、十分楽しめる内容だと思います。(まだ完全に読んだワケではない自分が言うのも何ですが)

題名に「美少女」やら「萌え」やら書かれてるので、少々手を出しにくいでしょうが、別にそんな内容ではないので、気軽に読んでみてください。

≪今日の一言二言≫
『笑の大学』の演劇バージョンのDVD(映画ではないです)を、友人から借りて観ました。
滅茶苦茶笑いました。西村雅彦と近藤芳正は最高です。アレは役所と稲垣では無理でしょう。





11月14日 日曜日 (ソラカケ)

≪そんな主人公でいいんでないの?≫

今日はライトノベルの中に出てくる、異人変人について思ってることを書きます。
さて、基本的に何でもありなフィクションの世界では、現実世界では存在し得ない、特異なキャラクターがわんさかといます。それは主人公であったり、ヒロインであったり、肉親、クラスメイト、先生、ライバル、旅の仲間、果ては通りすがりのオジサンに至るまで、どのキャラでも起こる可能性を持つ現象です。むしろ多くのライトノベルの世界は変人達によって構成されているといっても過言ではありません。
ここでは主人公のみに限定して、そのキャラをソラが勝手に考えたパターンに分けてみました。
ちなみに主人公の定義は一部の例外を除いて<第一巻で一番主観表現が多かった(気がする)者>を無理やり「主人公」とします。いわば「語り部」的存在ですね。例えば『フルメタル・パニック!』ではかなめを主人公とします。あくまでここだけでの話です。


壱_周りに振り回されてばかりで、なんだか可哀相になってくる主人公(山城一、吉村護)

学園ものに多いこのタイプ。そいつ自体は普通の中高生なのに、周りにいる変人達のせいでいろいろな災難が降りかかってくる。
『先輩とぼく』はその代表格。ミステリー研究会の部長で学校一の変人である「先輩」率いる変人集団(オタク、ナルシスト、熱血格闘家、無口、日本文化(特にジャパニメ)好きな外国人など)の一員であるがためにトラブルに巻き込まれる男の子・一くんの話。まぁ身体が女の子と入れ替わってる時点で彼も変人なのだけど。
『護くんに女神の祝福を!』も、世界で三指に入る能力者に一目惚れされた護くんが、彼女や生徒会長らが起こすトラブルに巻き込まれる(この場合物理的にも)ハメになる。
これら二つはある集団の一員となった主人公が……という設定。それと、一くんにしろ護くんにしろ、何が起きようとトラブルメーカーである女の子と恋人関係を維持し続けるという点では同じ。そしてこのタイプの主人公は、自己主張性に乏しいのが特徴。流されるがままに流される。よほどのことが無い限り自ら流れを断ち切ることはしない。(一君に関しては、発言権が無いに等しいために流れを変えられない)
ほかには……『灼眼のシャナ』の坂井悠二、『撲殺天使ドクロちゃん』の草壁桜、『アリソン』のヴィルヘルム・シュルツ、『GOSICK』の久条一弥


弐_やたら超人的な力を持ってるのに、取り巻き連中のせいで凡人(変人)に見えてしまう主人公(オーフェン、千鳥かなめ)

富士見ファンタジーのお家芸。魔の時がでてくるものに多い。
『魔術士オーフェン』は相当の黒魔術使いなのだが、毎回のようにドタバタ騒ぎをやっていると本当にこいつ最強レベルの使い手なのか?と思えてしまう。
『フルメタル・パニック!』のかなめにしろ、短編集では秘められた能力を発揮する機会は一切なし。勉強以外では使えない。そのくせ宗介のせいで揉め事ばかり降りかかってくる。
ちなみに、いくら周りの連中のせいとはいえ、そいつ自身が疫病神であることは確か。
ほかには……『スレイヤーズ!』のレナ・インバース、『まぶらほ』の式森和樹、『とある魔術の禁書目録』の上条当麻


参_お調子者で楽観主義で偶然の流れに身を任せているうちに英雄になる主人公(ケリン・ミルダモン、ウィル・クルアッハ)

ファンタジーに多い傾向。いいやつばかり。そして英雄。
『ガンズ・ハート』のケリンは町の不良のリーダーで喧嘩好きで正義感が強くてなよなよした上層階級が嫌いで、後々街を救う英雄さん。しかし、偶然に偶然が重なったために起こった結果の「英雄さん」である。どこで転ぶか分かったものじゃない。
『トライ・クロス!』のウィルは貧民街のリーダー。仲間思いのいいやつ。とある少女に出会ったことでどでかい事件に巻き込まれる。
楽観主義者はいいやつばかりなのです。いいやつは英雄へと成り代わる運命なのです。
つまり、楽観主義者は英雄なのです(三段論法)。
ほかには……『ゆらゆらと揺れる海の彼方』のジュラ、『時空のクロス・ロード』の木梨幸水


四_とにかく暗くて無口で近寄りがたい主人公(カナメ、朝霧奏)

暗ーい連中。こんなやつが主人公の座につけるのがライトノベル。
『シャープ・エッジ』のカナメは一流のスイーパーに育てられたナイフ使い。ナイフを振るう条件は時によって変わるので暗殺者とか殺人者とかの表現は当てはめにくい。性格は冷たい。必要最低限の行動しか起こさない。んでもってめちゃくちゃ強い。
『灰色のアイリス』は「異空眼」と呼ばれる眼を持つ者たちが戦う話。簡単に説明すると「異空眼」から異界の者を召喚して戦う。奏では最強レベルの異空眼使い。彼の物静かな性格がストーリーの展開と相乗して、この話をより暗いものとしている。
結構火がつくと感情的になる人たち。その上めちゃくちゃ強いから敵役としては大迷惑。
ほかには……(定義に外れますが)『Dクラッカーズ』の物部景


五_心情描写がゼロに等しいくせに、オムニバス形式のために他に主人公を作りようが無いかった人公(キノ、モモ)

これは……仕方ないでしょう。そうなんだし。
電撃文庫の数取り頭『キノの旅』は、ご存知のようにキノという旅人が、旅の途中出くわした「国」で3日過ごし、またへと旅立つ、の繰り返しの短編。レギュラーキャラクターなんてキノ・エルメス・シズ・陸・師匠+1の6人しかいないし。
『しにがみのバラッド。』も、ちょっと変わった死神であるモモ(通称)が、さまざまな人(及びネコ)と出会い、分かれる話。毎回登場するのは白い死神・モモと使い間の黒猫・ダニエルしかいない(一人例外的なレギュラーキャラがいるけど)。ちなみにこれが、最初で書いていた「例外」。というのも主観描写というのが、各話ごとに入れ替わる主人公達のものばかりだから。一応モモの主観描写もあるけどちょっとしかない。
キノもモモも心情描写が少ないんだよなぁ。
ほかには……『ポスト・ガール』のシルキー


六_その集団の中で唯一花を持ってるがために主人公へと吊り上げられた主人公(キーリ、空澄)

これは、お前しかいないな、的なノリ。
『キーリ』は幽霊が見える女の子・キーリが化け物お兄さんと亡霊ラジオと旅をする話。だって横に女の子を付属している、長身で無愛想で基本的に不死身な男が主人公のライトノベル、なんか不自然でしょう?まぁ、うちのサイトの連中は『キーリ』自体読みたくないそうですけど。
『七姫物語』の空澄姫は、一国の姫。ちなみにニセ者だそうで。そんなニセ者が6人ほどいて、それぞれが独自に国をつくっているという、一応群雄割拠といえる状態。首長が姫様だからあまり殺伐としてないイメージがあるけど。空澄姫には二人の「保護者」みたいな男がいて、文官と武官の鏡(?)のようないい男なんだけど、どちらもくせがある。なので自然と姫様に主人公のお鉢が回ってきたということで。
電撃文庫はちょっと変な男の子がかなり変わった女の子を護るパターンが多いですね。暴れん坊の女の子がか弱い男の子を護ることもたまにあるけど。
ほかには……『戦略拠点32098 楽園』のマリア


七_普段はダメ人間のくせに場面によっていい奴ぶる主人公(榎小角、平賀才人)

所詮はダメ人間。ダメ人間だけど強いんだからいいとこどり。
『風水学園』は風水と建築にこだわった変わった作品。小角は、正解が悪い。だけど成績優秀。いちおう多少の常識も持ってるのでましな部類。
『ゼロの使い魔』の平賀才人は、異世界の魔法使いの卵であるルイズに使い魔として召喚された日本の高校生。なんともいえないが、ダメ人間、ですな。特に何もできないクソガキのくせして、武器を持ったときだけパワーアップするなんていう都合がよすぎるやつ。こんないいとこどりな主人公はなんとも。
ダメ人間は性格破綻者とは限りませんが。


八_基本的にダメ人間だが頭がいい主人公(山鹿善行、久遠悠紀)

これぞダメ人間。考えることが難解すぎるのが特徴。
『タクティカル・ジャッジメント』の善行は弁護士。常に無敗を誇る最強の弁護士。ただし勝利のためには手段を選ばない。こじつけ三段論法証拠捏造までなんでもやる。世の中にこんな弁護士いたら法曹界はだめになってしまうでしょう。
『ホーンテッド!』の悠紀は通称「墓穴掘り人形」もしくは「狼少年」。どんな嘘でも平気でつき、結局墓穴を掘るハメになるダメ人間。思考もダメ人間で、ちょっとイタイところもあったりする。まぁイタさ加減は取り巻きの女の子のほうが上なんだけど。
なぜかこいつらは頭の回転が速い。そして墓穴を掘る。
ほかには……『戯言シリーズ』のいーちゃん


九_ひょんなことで主人公の座につく、何のとりえも無い主人公(浅羽直之、福沢祐巳)

ひょんな出会いから物語の中心人物へと成り上がったのだが……よく考えるとこいつが主人公になっているのはなぜだろう。
『イリヤの空、UFOの夏』は典型的なボーイミーツガール。そのボーイである直之は、何の変わったところの無い、ただの男の子。しいて言うなら、イリヤに偶然出くわしたくらい。それだけ。それだけで主人公です。ラッキー。
『マリア様が見てる』はとあるお嬢様学校の話。主人公の祐巳ですが……やっぱり百合メンバーの中では一番キャラのない子だとしか思えないのですが。あんなにお姉さま方はいい味出してる人ばかりなのに。
普通すぎてサブキャラとしてだったら何の利用価値も無かった人達ばかり。なんの特徴の無いキャラだからこそ、周りの歪さが浮き出るのでしょうが。
ほかには……『憐 Ren 刻のナイフと空色のミライ』の鳴瀬玲人


とまぁ、いろいろいますが……なぜか悪役にはなりえない主人公達。どんな不幸を受けようが、根本は幸せな方々ですな。
こんな変人たちがいるからこそ、ライトノベルに限らず小説というのはおもしろいのです。
変人万歳。

ちなみに一番好きな変人は『先輩とぼく』のタッキーです。日本のオタクは世界を超越する。




 

2004年

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2005年

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