日記

2004年

10月 後半 11月 前半/後半 12月 前半/後半

2005年

1月 前半/後半 2月 前半/後半 3月 前半/後半

4月 前半/後半

最新の日記






1月17日 月曜日 (ソラカケ)

深夜に更新です。いま18日です。

未知の期待は艦橋の前で、巨大な六枚の翼を広げた。その姿は、あたかも人類を裁くために舞い降りた天使にも似て見える。
(P.177,180)


≪今日のススメ!≫

吸血鬼のお仕事』(鈴木鈴/電撃文庫)
人間の社会に溶け込む吸血鬼と、居候の女の子二人のお話。
居候の女の子の片方は幽霊。
もう片方はハーフでシスター(それと中途半端な能力)。
そして吸血鬼の男は、生き血の変わりに輸血パックをすすり、夜になると工事現場のバイトで身を削る、という小市民。
こんな感じで一巻はスタートします。
三巻までは女の子たちとの出会いから、喧嘩しつつ、嫉妬しつつ、戦いつつ、それでも楽しく生活する、そんな日常。
三人(と使い魔の猫一匹)の漫才(?)のテンポがよく、割と軽〜く読み進みました。
しかし巻を重ねるにつれ、だんだん話が重くなり、五巻になると主人公が小市民どころか悪役にしか見えなくなってしまうほど、ぶっ飛びます。
その間も主人公たち三人はくっついたり離れたり。
富士ミスの『BBB』とは全く違う雰囲気の吸血鬼モノで、とても楽しみながら読んでいます。
まだ五巻までしか買ってなかったため、早く次巻以降を手に入れたいです。

≪最近入手した本≫

サイコロジカル(上)』(西尾維新/講談社ノベルス)
僕と先輩のマジカル・ライフ』(はやみねかおる/角川書店)
機動戦士ガンダムSEED4・5』(後藤リウ/角川スニーカー文庫)
キノの旅[』(時雨沢恵一/電撃文庫)

≪最近読了した本≫

吸血鬼のおしごと2〜5』(鈴木鈴/電撃文庫)
吸血鬼たちのお話。だんだんと主人公が悪役に成り果てています。なんか『アイリス』を彷彿させるところが。
サイコロジカル(上)』(西尾維新/講談社ノベルス)
学校で借りてきました。しかし……下巻が紛失。誰かに借りようかな……。
機動戦士ガンダムSEED4・5』(後藤リウ/角川スニーカー文庫)
なんとなく、懐かしかったので再読。ぱらぱらとめくっただけですけど。
GOSICKW−ゴシック・愚者を代弁せよ−』(桜庭一樹/富士見ミステリー文庫)
ゴシックミステリーであり萌え小説でもある。ころころヴィクトリカが可愛かった〜。

≪ヨップ≫

広島では多くのアニメが他の地域に比べて遅い放送となるため、先週のSEED Destinyは13話でした。
ザフトの特殊部隊の隊長さん、声が変だなぁ、と思いながら見ていました。
どこのどいつだ、この声優は、と思ってキャストを見ると……
…………
…………
ヨップ・フォン・アラファス   吉田尚記

ん?吉田尚記?
「って、ヨッピーじゃん!!?」
そう、誰かと思いきや、ニッポン放送の名物アナ・ヨッピーこと吉田尚記でした。
オールナイトニッポンの枠で2時間番組を持っていたり、他の番組にもどんどん乱入したりするような人なのです。
ちなみに、今はラクス・クライン&ミーア・キャンベル役の田中理恵と組んで番組を持っています。
そこから繋がった話なのでしょうけど、これまた大胆なことしましたねぇ。
根っからのアニメとかガンダム好きなのはわかるけど。

いやー。今何時?もうだめだめですね。




1月18日 火曜日 (千秋)

晴れの日も雨の日もハート晴れ渡っちまうな
消えちまうぜ、ハザード


●なんだか知らないけどニュース。


 2chライトノベル大賞2004下半期

 2chのライトノベル人気投票。対象作品は2004年7月〜12月に出版されたライトノベルです。


●最近読了した本について言えば、


 『しろがねの転校生 黄昏の刻』 著:吉村夜/富士見ファンタジア文庫

 評価 

 大雑把に言ってしまうと、超能力・学園モノです。でもって、主人公(銀嶺)がめちゃ強い。
 ……あまりにもテキトーすぎますね。
 では真面目に説明。

 普通の人間――「名古人」に対して、“綾”という名の能力を持つ人間たちを「稀人」と言い、さらに稀人にも大きく別れて二つの派があります。それは『協会』と呼ばれる穏健派と、『連盟』と呼ばれる過激派です。
 主人公・檜山夕姫は『協会』に属する私立光輪学園の生徒であり、それも精鋭ばかりが集められた3Aの生徒。
 そんな夕姫のもとにやってきた転校生・古雅銀嶺は、夕姫の実の兄だった……!

 てな感じで始まります。
 話は銀嶺の持つ「とある物」を連盟が奪おうと妹の夕姫を拉致し、それを銀嶺たちが奪還しようと戦う、というストーリー。

 ありきたりな設定ですが印象的だったのは、生徒全員が自分の能力に自覚的で「シングル」「テレキネシス」などの用語を用いてさばさばしている雰囲気です。
 『HUNTER X HUNTER』のような感じでしょうか。こういう設定は個人的に大好きです。
 あと主人公(銀嶺)も必ずしも万能なわけではなく、持病というハンデを持っていて力のバランスは取れていると思います。

 「超能力学園モノ」という設定を一見しただけでは、特別目を引くというわけではありませんが、全体的にそつがなく、最後まで安定したおもしろさがある作品です。
 完全にシリーズを意識している作品なので、一巻目の今作品ではその真価はわかりませんが、バトルアクションや名古人と稀人の関係など、骨組みはしっかりとしているので先の期待できる作品だと思います。


●最近購入した本と言えば、

 『現場必須テクニック Photoshop CS の仕事術』

 どうでもいいですが、とりあえず。
 画像作るにはIllustratorだけでは足りないことに気づいたので、Photoshopの勉強のために購入。
 持っているバージョンは7.0のくせにCSの本買ってしまいました。


●それ以外のことについて言えば、


 《今日から自分で更新》


 今まではDに任せっきりでしたが(ダメじゃん)、今日から自分のPCで更新することになりました。
 Macからの更新なのでWindowsでどう見えるかが心配ですが、あんまり気にせずにいこうと思います(マテ。


 《HP作りの勉強》


 Book Reviewのページを改装しようと思うので、只今HP作りの勉強中。
 その横ではPhotoshopもいじってるわけで……。
 こういう作業(コード解読とか)はソラが得意そうなんだけどな〜、と思いつつも一人悲しくPCの前に座り込んでずーっとHPの勉強しています。
 この前、友人と話していて。
 「ああ〜ずっとPCの前にいてぇ〜」
 とつぶやいたら、その友人は口元に嘲るような笑みを浮かべて、

「完全に廃人だな」

 と吐き捨てられました。
 自分でもそう思います。


 《ソニータイムが来たようです》


 ドラクエ8を楽しくプレイしていて、途中一回休憩しようと電源を切って30分ぐらいして戻ってきてから電源付けたら、いつまで経っても始まんなくて。ついには「ディスクが読み込めません」と表示されました。何度も何度も電源切って再起動してもです。
 その時、私は悟りました。
 ――来たのかソニータイム。
 と。
 皆さんソニータイムって知ってますか?
 保証期間を過ぎると自動的にソニーの製品が故障し始めるという、あれです。
 私もついこないだまで知らなかったので、いざ目の当たりにすると、ただ、ただ呆然とするだけです。
 でも翌日にはまたドラクエが出来たので、長期間本体を放っておくとまた出来るようになるようです。
 弟と併用しているので、一日置きに交代してなんとかやってます。

 




1月19日 水曜日 (D-human)

そろそろ自分担当の作業に入れそうです。
つーか誰も期待してねーよな〜、とか思いつつ日記を書く今日この頃。

≪最近読んだ本≫
ブギーポップ・ウィキッド エンブリオ炎生』(著:上遠野浩平/電撃文庫)

「どこで聞いたのか忘れちまったが、たしかこんなことを誰かに言われたような気がする……“人は自分の中の可能性と格闘するために生きている”んだってな。意味はよくわからないが、しかし何となく納得できるような気もする。今、俺の中には一つの可能性がある。そいつを使わないうちは死んでも死にきれない、そんなところかも知れないな」
「それを試すことが、生きることに直結しているのかい? それはまたずいぶんと即物的な人生のように思えるがね」
「実際そうなんだろうよ」
 亨は笑った。
 変な会話である。道端で、女の子が男に声をかけてきて、それで展開する対話とはとても思えない。だが亨は不思議な安定感を覚えていた。
「俺には、もはや生きる価値を見つけるとか、そんなことは分不相応な贅沢なんだろう。最も大切なものを踏みにじってしまったんだからな」


ブギーポップ期間に突入。ブギポを買い漁っております。

とりあえず今回は、エンブリオ侵食の続編っていうか下巻的なモノです。
最強の“フォルテッシモ”とサムライの“イナズマ”の第二戦がメインかな。
空回りの熱血馬鹿が漢になっていく過程を見るのはいいモンです。
熱く、そしてクールに。こういう漢はいいキャラになりますよ。
また、裏側でのストーリーもいい感じ。最後までキッチリ面倒見ていて、表と裏の相乗効果が物語の面白さを増しています。

やっぱり上遠野さんはキャラの動かし方が巧いですね。いや、作り方も巧いのかな。
主役級のキャラが何人も動き回っています。
表舞台に立ったり裏方に回ったり、登場人物が増えれば増えるほど面白くなる作品ってのも珍しいですね。
大抵の長編小説はメインキャラ以外は即席の一発キャラで各巻のストーリーが進みますが、ブギポは一発ものクラスのキャラもいろんな所で絡んできます。
実際、3・4巻前にメインで登場した奴が裏方で再登場したりして、ニヤッとくる場面が何度も。
過去の話も充実していて、3Dで絡み合って立体的なストーリーになっているって感じですかねぇ。
まだまだ面白くなる。そう確信できるシリーズです。


≪今日の一言二言≫
更新作業が分担制になりました。
多分ミスが出ると思うので、発見した場合はどんどんツッコんで下さいませ。歓迎します。




1月21日 金曜日 (千秋)

実際あなたさえいなければ
ちっぽけな夢ならきっと叶うのに
Why? 恵みの雨やみ冷めたきりの向こうに
確かにかすかに見える


●最近購入した本と言えば、


 『アヒルと鴨のコインロッカー』 (著:伊坂幸太郎/ミステリ・フロンティア)

 初・伊坂幸太郎です。なぜか今頃購入。前々から読みたかったんですけれど、機会がなくて。


●それ以外のことについて言えば、


 《ショート寸前。》

 最近やることがいっぱいあって、頭の中はち切れそうです。
 勉強の方もちょっとヤバイし……。
 そんな死にかけの頭でDクラSSのネタをやっと思いついたので近々書きはじめます。


●最近読了した本について言えば、


 『されど罪人は竜と踊る 4・5』 (著:浅井ラボ/角川スニーカー文庫)

 評価 

以下完全ネタバレ。


 まず第一印象。
 聞いていたほど鬱になりませんでした。
 どのサイトでも「鬱」と言い、Dの奴も、

「鬱なのはわかっていたけど、その予想の斜め45°上を行っていたね、今回の『され罪』は」

 と褒めていた(?)ので、最高の鬱展開を期待して読み始めたのですが、あらかじめ感想を見ていて構えてしまったのか、全然鬱になりませんでした。
 「いつも通りの『され罪』だな〜」と普通に流して読み終わってしまい、「えっ。鬱はどこ!?」と読み終わったあとにちょっと焦りました。
 この感想読んでいる方はたぶん『され罪 4・5』を読み終わった方だと思うので、私を例外としてはじいてもらっても構いません。というか自分でも例外だな〜思いますし。

 あえて鬱になったところを上げるとしたら、最後の方でクエロがレメディウスの魔杖剣を持っていることが判明したところ。
 「クエロってそんなことするキャラじゃないと勝手に妄想していたのに、レメディウスを殺すためにそんなことしちゃったんだ……」とか、「レメディウスはあんなにもナリシアを愛していたのに、クエロに搦めとられて死を迎えてしまったのか……」ということを思うと結構鬱になりました。
 え? 鬱になるところが違う? ま、いいじゃないですか。

 で、鬱にはならなかったのだけれども、気になったというか印象的だったのが、「愛」というものを得るための手法が『Dクラ』と似てるな〜と感じたこと。
 手法は同じで、視点は全くの逆。だけど結論は同じところに至る、と。ただ千絵スケの理論の方が私は何千倍も好きなんだけどね。

 いつも『され罪』を読んでいて思うのは、「王道」を否定することを意図して作者が作っている、そしてそれが露骨に読者に伝わってくる。
 私の『され罪』に対する感想というのは、
 「『され罪』っておもしろいんだけど、露骨に狙っているところが気に食わないんだよな〜」
 というものなんです。
 今回も6巻でメタフィクションっぽいことをキャラに言わせていたし……。
 世の中で「正しい」とされていることに徹底的に噛み付いていると言うか、「王道」を否定することに偏りすぎてると言うか……。
 作品の狙い自体が好きじゃないんだよな、私は。
 まぁ自分語りなんかそこら辺に放っておいて。

 総論的には「おもしろかった」です。
 個人的にはあんまり好きじゃないけど、おもしろいものはおもしろい! ということです。
 最近食傷気味でしたが、久しぶりにズドーンと重いラノベが来ましたね。
 とっとと本編を進める次巻を出していただきたいものです。




1月22日 土曜日 (D-human)

 何時の間にかカウンターが1000超えてるし……。何はともあれ謝々!!
 (管理チームだけで300くらい稼いでそうですが気にしない気にしない)

≪最近読んだ本≫
ブギーポップ・パラドックス ハートレス・レッド』(著:上遠野浩平/電撃文庫)

「じゃあね“炎の魔女”! ――あんたもしっかりやんなさいよ!」

 “世界の敵”が動き始めたとき、正義の味方は嘘つきな少女と出会う。そして、不気味な泡は……おいしいトコ取りを狙う。(爆

 今回は過去編。霧間凪が中学に復学した頃の話。
 上遠野さんらしいというのか、他の巻からも数人ほど出張ってきてます。こういう細かい配慮が物語りに奥行きを付けるんですかな。
 読めば読むほど今までのストーリーを読み返したくなるような物語展開になっていて、ブギーポップという鎖に絡み付けられた気分になりますよ。(意味不明だな

 読み終わって思いましたが、上遠野さんは特に“別れ”を描写することに秀でている気がしますね。別れっていっても綺麗なモノですよ。そんなドロドロしたものじゃないです。
 このへんもキャラの動かし方が巧いせいなのかな。

 しっかし毎回出る“能力”も、よく考え込まれてるなぁ。


≪最近購入した本≫
ガンパレード・マーチ もうひとつの撤退戦』(著:榊 涼介/電撃文庫)
終わりのクロニクルC<下>』(著:川上 稔/電撃文庫)

 ついにゲーーーット!! 早速読むぜ!!
 あとは『タクティカル・ジャッジメント』と『カオスレギオン』・『クロスカディア』を数冊ずつ購入。3シリーズとも最新刊まで揃いました。
 しかし財布の中身が……。○| ̄|_


≪今日の一言二言≫
 センター試験以降、何かのカウントダウンが始まった気がしてなりません。
 全国の高二の皆もこんな気持ちなのかな? 単に俺が神経質なだけですか……。○| ̄|_




1月23日 月曜日 (ソラカケ)

え?今何時ですって?完全に火曜の夕方ですが?(ごめんなさい〜)

ほんの、気まぐれに、過ぎなかったはずなのに。

≪今日のススメ!≫

吸血鬼のおしごと』(鈴木鈴/電撃文庫)」
下のコラムにどどーっと。

≪最近入手した本≫

吸血鬼のおしごと6,7,SP』(鈴木鈴/電撃文庫)
くじびきアンバランス』(横手美智子とゆかいな仲間たち/MF文庫J)

≪最近読了した本≫

僕と先輩のマジカル・ライフ』(はやみねかおる/角川書店)
常識ガチガチ人間と霊感少女とオカルトな先輩の軽〜いミステリー小説。TRICKみたいな感じ。
キノの旅[』(時雨沢恵一/電撃文庫)
しずー。
吸血鬼のおしごと6』(鈴木鈴/電撃文庫)
衝撃の展開、の一言では済まされないです。
吸血鬼のおしごと7』(鈴木鈴/電撃文庫)
完結。この物語中で「幸せ」だった人はいない、と思う。
吸血鬼のおしごとSP』(鈴木鈴&片瀬優/電撃文庫)
短編三作と絵師によるコミック三作のスペシャル文庫。いや、こういうのが出るのには全く問題ないのですけど……。

≪おしごと読了≫

吸血鬼のおしごと』を読み終えました。

どういう話かというと、人間界に紛れ込んで日夜バイトに励む(こき使われる)吸血鬼と、大司教に騙されてはるばるローマからやってきて迷子になったシスターと、いつも白パジャマ着ていてやたらとテンション高い幽霊少女と、使い魔の黒猫の、ファンタジックコメディー
…………というのは一巻の構成(作者談)。

続いて二巻三巻が起承転結の「承」の部分。
仲違いをした三人が、少女達に降りかかるトラブルを乗り切った結果、進行がだんだんと深まっていくという流れの話。
「主人公たち的」にはハッピーエンドでそれぞれ終わっているので、一件落着仲直りしてよかったね〜みたいな感じ。
……ゲストキャラ?捨て駒でしょ?

四巻で、ファンタジーには欠かせない「主人公の過去を知る存在」がでてきます。
色白黒髪黒単の和風娘。
性格さえよければいい娘なのに……。
結果的に対立することになった主人公達との戦いの幕開けが四巻。

…………で。

四巻の続きの五巻。
ここから何かが崩れてきます。
「え?ヒロインにそんなことしちゃっていいの?」
「主人公でしょ、あなた。どー見ても悪役だよ……」
そんなダウナーな感じでどんどん進み、
六巻。
……………………
……………………
「え、え、え、う、うぁああああぁああ…………(泣)」
こんな泣きたくなる感じでどうしようもなくなった六巻。
そして最終巻。
……………………
……………………
――――――――――(放心)。
ひさしぶりにハッピーエンドでないラノベを読みました。
こんなにもスッキリしないどころか心に闇を抱えたまま終わったライトノベル、初めてです。
いつの間にか、完全にダークアクションへと成り代わりました(作者談)。

七巻が出た数ヵ月後にSPという短編集(ファンブックみたいな感じ)が出たのですが……。
六、七巻を読み、本編が完結した直後にこれを読んでしまったので、空回りしてしまいました。
SP自体は良かったんですけど……本編(特に後編)のテンションのままでは辛かったです。
四巻目まで読んで、SP読んで、それから本編に戻るのがいい読み方かもしれません。


遅れました。
先週はちゃんと理由があってかけなかったのですが今回は……
すんません。




1月25日 火曜日 (千秋)

アリンコの知恵比べだぜ


●最近購入した本と言えば、


 『空の中』 (著:有川浩/メディアワークス)

 話題のハードカバー本。各所で好評なので、意を決して購入しました。高かったです……。

 『まぶらほ 〜ふっかつの巻・にし〜』 (著:築地俊彦/富士見ファンタジア文庫)

 『まぶらほ』の短編最新刊。口絵の一枚目が凛でしたので、それだけでもう満足です。なんか玖里子もエロい絵があったし……。え? 夕菜? 誰ですかそれ? ああ、キシャーの人ですか(納得)。


 『銃姫3 〜Two and is One〜』 (著:高殿円/MF文庫J)

 前後編の前編らしいので、4巻が発売されるまで待とうかな〜と思ってましたが、結局購入。でも優先順位は低し。

●それ以外のことについて言えば、


 《いや、無理ですって……》


 この前 Dとソラと集まって、なんか今後の予定について話し合いました。
 で、決まった結果が。
 ……え?
 一週間で、短編2本と中編1本を書き上げろ? いや、それは……。
 え? 妥協してやる?
 妥協して、短編2本と中編のプロット1本立ててこい……?
 いや、無理ですって。半端なく無理ですって。どうしようもなく無理ですって。
 え? 泣きごと言ってんじゃねぇ?
 …………。
 わかりましたよ……。わかりました。
 あなたたち(D&ソラ)も中編一本書き上げることですしね。ねぇ?
 そうでしたよね。
 …………ああ〜…………。
 なんか激しく空しくなってきました。
 脅しあいなんかしてる場合じゃないですね。
 とっとと書きましょう。愚痴言わずに書きましょう。
 その方がよっぽど有益ですよね。そうですよね。
 それでは執筆に戻ります〜……。。。




1月26日 水曜日 (D-human)

 文学は自分の力ではどうしようもない“限界状況”が動機となって発展するらしい。
 例えばそれは“死”であったりとか。

 ――ってなことを今日の授業で聞きました。哲学って面白そうです。

≪最近読んだ本≫
ブギーポップ・アンバランス ホーリィ&ゴースト』(著:上遠野浩平/電撃文庫)

「夢がないわねえ」
「夢ってのは、明日やるから今はサボってもいいって言い訳にしか思えないがね」
「優等生の言いそうなことね! 予習復習はその日の内に、ってわけ?」
「じゃあ明日になったら、本当に夢みたことをやれるのかよ?」
 結城の鋭い問いに、濱田は少したじろいだ。
「――それは――わからないけど、でもわからないじゃない」
「わからんわからんと繰り返してれば、明日は何とかなるのかよ」
「明日は――」
「そんな明日なんて来ねーよ、永遠に」


 ブギポの主要メンバーが裏方に回ってる話。『ビートのディシプリン SIDE1』と同時進行っぽい。
 今回は能力者同士の戦いって感じじゃないですね。主人公の2人も一般人だし。
 それでも主人公の1人に『パンドラ』の登場人物との関係を微妙に持たせてるのは、やっぱり上遠野さんらしいのでしょうか。
 とにかく今回のお話も楽しませていただきました。

 ……しかしここまで世界を広げておいて、完結させられるのかなぁ? 全く終わりが見えてこないんだが……。


≪業務連絡――とは似ても似つかないもの≫
 何故だか知らんが小説を書くことになっていますが、実際のトコ、まだ1Pも書いてません。(爆
 つーかプロットすら組んでません。(核爆
 平日は余裕が無いんで、今週末で一気に書こうとは思っているものの、果たしてそううまくいくかどうか……。多分無理でしょう。(爆死
 ま、こんなダメ人間とは違って、千秋の奴はちゃんと書いてくれるのでしょう。何せ経験者ですから。それにリーダーだし。
 戯言はこれくらいにして、頑張ってストーリー考えるか。




1月27日 木曜日 (ソラカケ)

中編小説?ええ書いてますとも。保健の授業中とかに……(おいおい)。

「知ってしまったからね。もし、自分の力で多くの人に"未来"ってものを与えられるとしたら――」
「それはやってみたくなるものなんだ。俺はね」
(P.183)


《今日のススメ!》

vertical infinity』(音楽アルバム/T.M.Revolution/Epic Records)
昨日発売されました『vertical infinity』、意味は垂直無限。
いやー。やっぱいいです。
今回は三曲ほど英語歌詞があり(一曲は本人作詞)、その中の「CHASE/THE THLILL」が特にいいです。「緋の砂」のような、まったりとしたのもいいけど、やっぱりノリのいい曲でこそTMRの素晴らしさが出てきます。
今回のジャケットは「サイボーグ西川」。今までとはだいぶ違った雰囲気の西川貴教が味わえます。おそらく今までの中で最もジャケット撮影の時間が短かったのではないかと。(その代わり製作時間はかなりのものでしょう)
あ〜ライブ行きてー。でも受験生の身。でもいっちゃうかもー。(戯言)

≪最近入手した本≫

都会のトム&ソーヤ@』(はやみねかおる/講談社YA!ENTERTAINMENT)
都会のトム&ソーヤA 乱!RUN!ラン!』(同上)

≪最近読了した本≫

くじびきアンバランス』(横手美智子とゆかいな仲間たち/MF文庫J)
くじびきで物事を決める名門高校で起こるバトル・ラブコメ。ちなみにヒロインは茸ジャンキー。

≪はやみねかおる≫

図書室に虹北シリーズを始め、はやみね氏の著書が多々あるので、片っ端から読破しようとするこのごろ。
しかし、なんでこうもハードカバー、しかも色々なレーベルから出されたものばかりなのでしょうか?
まだ読み始めて間もなく、真相は知るところではないのであまり深く掘っ下げませんが、どうなのでしょう?
誰か、この人がいろいろなレーベルで出す理由を知ってる方はいらっしゃるでしょうか?
別に知らなくてもいい情報ですけど。

「与えたテーマでプロット作って来い」とはうちのメンバーの言。
その翌日に全く関係ないSSのプロットを書き上げたソラ(おいおい)。





1月28日 金曜日 (千秋)

翌朝の更新。もはや28日ではありませんが、ご勘弁を。

●最近読了した本について言えば、


 
『まぶらほ 〜ふっかつの巻・にし〜』 (著:築地俊彦/富士見ファンタジア文庫)

 評価 

 今回は通常DM連載4本と、番外編2本を含む6本構成でした。DM連載4本は「いつも通り……」でして、和樹強奪レースで誰かが他を引き離すといったエピソードはありませんでした。つまりはなーなーのラブコメをやっていただけということです。DM連載の方は……。
 でも今回の「まぶらほ」で素晴らしかったところは、番外編の千早編にあります。
 はっきり言って「まぶらほ」でああいう恋愛ものが読めると思ってませんでした。
 後半2本の千早編は、転校した後でも和樹を思いつづけている千早の心情に大きく焦点を合わせた作品です。
 1本目の『ミラー・ドリーム』は、自分の想いを伝えられないことに悶々としている千早に紅尉紫乃が「夢」を見させてあげるというお話。まぁ恋愛ものでは普通にある(?)ものでした。
 しかし本命は、2本目の『シー・ラヴズ・ユー』。
 妹・神代の提案で温泉旅行をすることになった千早。しかし旅先でばったり和樹と出会い……という話。
 和樹に会うことによって千早の葛藤に拍車がかかり、そしてその描写が素晴らしい!
 あの泣き出すシーンなんか最高ですね。そして最後の終わり方も気になりますし。
 あっ、言うのを忘れてましたが、この千早編はもう少し続きます。あとがきに書いてあったし。
 次巻の発売は3月とかなり早い刊行になってますので、それほど待たされずに次を読めそうです。


●それ以外のことについて言えば、


 《進まね〜》

 予定の短編2本書き上げと、中編プトッロ一本。まだ出来てません。
 というか短編一つボツりました。や、やばい……。
 かなり追いつめられている今日この頃です。


 《「うらどら」が調子が良いよね。》

 富士見ファンタジア文庫のメルマガ「うらどら」って知ってますか?
 最近この「うらどら」の調子が良いんです。
 以前は2ヶ月に一回の発行ペースというふざけたこともしていましたが、最近では二週間に一回、いやそれ以上のペースで発行されているような気がします。
 担当さんがBDKという人に変わってからでしょうか、「うらどら」が届くのを楽しみに待つようになりました。
 特に【今回のひとことスクープ!】というものがおもしろい。
 今のところスクープされたのは、

「幻のコラボ、スレイヤーズ VS オーフェンが文庫化されて出版!」
「あざの耕平先生が新作ミステリーものを刊行!?」
「A君(17)の戦争が4月にようやく発売!」

 というもの。
 特に2番目は気になります。
 最近かなり期待の「うらどら」。BDKさん頑張れ〜。




1月29日 土曜日 (D-human)

“文学のふるさと”とは、生存それ自体がはらんでいる絶対の孤独なのだ。

 救いなんてない、ただ虚しさが残るような現実。それこそが、文学の原点であるとかなんとか……。
 ん〜、哲学ですね。

≪最近読んだ本≫
ビートのディシプリン SIDE1』(著:上遠野浩平/電撃文庫)

「……あ、あなたは一体?」
 と男に問いかけた。
 これに男はかすかに、口元に自嘲的な笑みを浮かべて言った。
「侍になり損ねた、しがない浪人さ」

 ブギーポップ外伝、統和機構に所属する“ピート・ビート”が主役のシリーズ。
 “最強”に見込まれてしまい、死神の現れない過激な試練に立ち向かわなくてはならなくなったビート。
 彼にこの“ディシプリン”を乗り越えることはできるのか!?

 やはり再登場した最強のフォルテッシモ。そして……。(抜粋部分でバレバレですが)
 しかしどっちかって言うと、山奥で隠居生活送ってる二人が出てきたことの方が印象に残ってます。
 彼もそろそろ隠居生活を止めて、次回あたりで表舞台に再登場ですかな。
 ヒロインの浅倉朝子。彼女もこの物語の鍵を握る一人なんでしょう。何気に能力持ちだし。
 何となくですけど、もう一つの『ブギーポップ』といった感じの印象を受けました。
 死神も正義の味方も登場しなかったら、こんな感じになってたのかな。ってか外伝だから当たり前か。


≪さてさて……≫
 学校が入試期間に入りました。我々生徒は連休期間に突入です。
 ぐ〜たらしてやるぞ〜。

 ……といいたいところですが、いろいろとやることがありまして。
 小説もなんですけど、座談会も後半の編集作業が残ってるし。
 あ〜、とりあえずストーリー考えよう。漫画でも読みながら。

(ガンパレードマーチ ドラマCDを聴きながら)




1月31日 月曜日 (ソラカケ)

スクリーンキーボードで文章書けですって?無理言わないでください。

数秒の精神統一の後、意を決して一連のメニューに目を向けた。
ダンテの『新曲』に出てきそうな光景が広がっていた。
(P.194)


≪今週のススメ!≫

グレネーダー〜ほほえみの閃士〜』(アニメ)
ちょっと前までWOWOWのノンスクランブル放送されていたアニメ。
この前完結しました。WOWOWのアニメって短命なんだよな〜、キノとか。
銃と刀とお風呂なアニメ。
閃士っていうのは、銃に長けた者の呼称。
主人公の閃士の少女と刀使いのにーちゃん+@でのんびりまったりと旅をする話。
……しかし、ススメようにも、五話までしか(しかも二話は録り逃した)見てないゆえ、ろくな説明もできません。
今度時間を作って録画してるヤツをまとめ見出来たらいいな〜でもんなヒマないな〜、と一人嘆く身です。

≪最近入手した本≫

とくに。あ、ターゲット買いました。(関係ねぇ)

≪最近読了した本≫

都会のトム&ソーヤ@』(はやみねかおる/講談社YA!ENTERTAINMENT)
サバイバー中学生と「天才」中学生の冒険劇。
都会のトム&ソーヤA 乱!RUN!ラン!』(同上)
続編、というか後編。栗井栄太を求めて暴れまわる中学生二人組。

≪もう、二月です≫

とうとう、二月です。今年も明けて一ヶ月が経ったのですね。
あと十一ヶ月で2006年ですよ、早いものですね〜。

…………

すんません、パソコンに触る暇なかったんです。
半日経ちましたけど、とりあえず更新するしかないですね〜。
というわけで、今後はなんとか間に合うよう心がけますー。(ほんと、すいません……)
あ、小説の方は、ちゃんと書いてますよ。
ただ、めちゃくちゃ長くなる気がしないでも……。
大丈夫ですかねぇ。

時間が〜削られていく〜。







2004年

10月 後半 11月 前半/後半 12月 前半/後半

2005年

1月 前半/後半 2月 前半/後半 3月 前半/後半

4月 前半/後半

最新の日記

 

 TOPへ